2009年10月30日金曜日

メタボリックシンドロームとは

今しきりに話題にされているメタボリックシンドロームとは、いったいどういう状態のことをいうのでしょうか。まずそれに関連した言葉で生活習慣病がありますが、これには肥満症、高血圧、糖尿病、高脂血症などがあげられます。その原因と考えられているのが肥満で、特に内臓に脂肪がたまった肥満が問題なのです。メタボリックシンドロームは、そんな内臓脂肪が蓄積されたことで様々病気が引き起こされる状態を言います。体のどの部分に脂肪がつくかによって、肥満は2つのタイプに分かれます。まず皮下脂肪型肥満があり、これは脂肪が下腹部、腰のまわり、太もも、おしりのまわりの皮下についているタイプです。それから内臓脂肪型肥満と呼ばれるタイプで、これは内臓のまわりに脂肪が蓄積するタイプです。また洋ナシ型肥満、リンゴ型肥満という風に、その体形による呼ばれ方もしています。一口にメタボリックシンドロームといっても、その症状はいろいろあります。自覚症状がないため、自分では少しも気づかないうちに病気が進んでしまっていることもあるのです。メタボリックシンドロームとは何かということをしっかりと理解し、自分の身体の状態をチェックしてみることが大事です。そうすることではじめてメタボリックシンドロームに対する予防と改善を始めることができるのです。

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