2009年10月31日土曜日

メタボリックシンドロームとは

昨今しきりにその名前と対策が叫ばれているメタボリックシンドロームとはどういう意味でしょうか。このメタボリックシンドロームには、まず当てはまる肥満の型があって、内臓脂肪型肥満(内臓肥満・腹部肥満)の人がそれにあたるのです。このタイプの肥満に、高血糖・高血圧・高脂血症のうち、二つ以上を合併した状態をいうのです。日本では、これまで海外で定められたメタボリックシンドロームの診断基準を元に、診断、対策がなされていました。これが2005年4月、、ずっと待望されていた日本独自の「メタボリックシンドロームの定義と診断基準」が日本内科学会総会において発表されたことで変わったのです。それが日本の診断基準となり、その対策が考えられています。その具体的な診断方法としては、まず内臓脂肪のたまり具合ををウエスト径で判定します。男性は85cm以上、女性ならば90cm以上を基準値としています。もし、この内臓脂肪を腹部CT画像で精密に測定したとします。するとこの数字は断面積100平方センチに相当するのです。これによりメタボリックシンドロームと判断されて、対策の必要性が出てくるわけです。このように世界中で注目、問題視されているメタボリックシンドロームには、様々な対策のための研究がなされています。

0 件のコメント:

コメントを投稿