2009年11月1日日曜日

動脈硬化にならないために

メタボリックシンドロームという概念はここ最近よく耳にします。メタボリックシンドロームというものの対策も考えられるようになった本来の目的は、動脈硬化から起きる循環器病をいかに予防するかということなのです。その循環器病とは、たとえば心筋梗塞、狭心症といった心臓疾患、そして脳梗塞、閉塞性動脈硬化症などのことをいいます。動脈硬化になっても、ある程度症状が進まないことには、なかなか症状がでてこないところが、この病気の恐ろしさです。さらに問題を大きくしている点が、動脈硬化による循環器病は、働き盛りに突然発症することが多いという点なのです。生命に関わる重大な病気につながりやすく、後遺症も深刻です。メタボリックシンドロームを放置しておくと、やがては動脈硬化を引き起こしてしまいます。動脈硬化にならないために、メタボリックシンドロームの段階でしっかり対策ができていなければなりません。それはメタボリックシンドロームに陥ったとしても、それ以上悪い状態にならないように対策を講じればいいということを意味しています。それから肥満の対策を講じていけば、動脈硬化を引き起こすことが食い止められるというわけです。それでメタボリックシンドロームの対策を考えるなら、まずは生活習慣を見直して、運動を心がけることが重要です。メタボリックシンドロームだとわかったときでも、その改善に向けて努力すれば、健康な体には戻ることは不可能ではないのです。

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