2009年11月3日火曜日

メタボリックシンドローム予防の必要性

メタボリックシンドロームのことを病気と思っている人もいるかもしれませんが、病気につながる状態のことで、病気そのものではありません。そしてこれといった体で感じる症状がない場合でも、メタボリックシンドロームと診断できる場合もあるのです。この自覚症状がないというところが問題で、そのために予防ができにくく、動脈硬化と判断されるまでにいたって初めて気づくということもあるのです。しかしやっかいなことに、動脈硬化の初期に自覚症状が出ることはまずないため、なにかおかしいと感じたときは予防の段階はすでに過ぎており、病気がかなり進行しているということもあります。ですからメタボリックシンドロームが進んでからの改善は困難になるのです。病気を起こしてしまわないうち、そしてその前にメタボリックシンドロームになってしまう以前に予防措置をとっておかなければなりません。まず自分の体について状態を熟知すること、これこそがメタボリックシンドロームの予防のためにはじめにすることなのです。健康診断を受け、自分がメタボリックシンドロームかどうか確認してみましょう。現在の自分の危険度を知ることが、予防のモチベーションにもつながります。たとえば近くの病院に聞いてみたり、地域で行われている健康診断を受けてみるのもひとつの方法です。よく人間ドックと健康診断は同じようなことだととられているときがあります。しかし人間ドックは健康診断をよりももっと詳しく調べるものなので、メタボリックシンドロームがどうかを判断するためには健康診断くらいでちょうどいいと思われます。

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