2009年11月12日木曜日

メタボリック症候群の予防

数年前からメタボリックシンドロームという用語が盛んに使われるようになり、テレビなどで扱われています。具体的にどういう状態のことをいうのでしょうか。メタボリック症候群の可能性のある人は、このような数値が出た人です。まず、メタボリック症候群の可能性がある大前提として、男性腹囲85センチ、女性腹囲90センチより大きいことが条件です。メタボリック症候群は早めの予防が大事ですので、疑わしき方はまず検査を受けましょう。メタボリックシンドロームの診断基準は、腹囲が該当し、かつ高脂血症か高血圧か高血糖のどれか2個に当てはまることです。40mg/dl未満のHDLコレステロールか150 mg/dlの中性脂肪、もしくは両方に該当する人は高脂血症と診断されます。血圧の上が130mmHg以上、または下が85mmhg以上ならば高血圧。両方が当てはまる時も高血圧です。そして、空腹時血糖をはかって110 mg/dl以上だった人は高血糖です。まずは病院でしっかりと血液検査などをしてもらいメタボリック症候群であるかどうかの判断をしてもらうことからメタボリック症候群の予防と改善は始まります。症状が進むと血液中のコレステロールや中性脂肪が必要以上に増えて動脈硬化の原因になります。動脈硬化が原因で起こる病気はおそろしいものです。肥満が気になる人はまずメタボリック症候群の予防に努めましょう。

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