2009年7月11日土曜日

セルライトのつきやすい場所

体の中で脂肪細胞が最も多い場所に多く見られる傾向があるのが、最近よく耳にするセルライトです。脂肪の貯蔵や放出をコントロールしている場所がレセプターです。脂肪細胞の中に、このレセプター(受容体)があります。レセプターで脂肪が増えたり減ったりする中心的な役割を果たしています。女性の太ももが痩せにくいのは、脂肪細胞の中に、このレセプターが、特に下半身に多く配置されているからです。ですから、男性に比べて女性の太ももは痩せにくくなっているのです。太ももの脂肪細胞には、脂肪放出レセプターが1つなのに対して、貯蔵レセプターが6つあります。ということは、脂肪を放出するドアが1つしか無いのに比べて、脂肪を貯蔵するドアが6倍もあるということになるのです。ですから、必然的に太ももは体の上半身などのほかの部位に比べて痩せにくくなっていることがわかっていただけたでしょうか。その理由から、太ももなどの下半身はセルライトができやすい部分なのです。一方、この脂肪に対するこれらの機能をみてみると上半身は、下半身とは全く逆なので、痩せやすく、太りにくいのです。

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