2009年6月24日水曜日

ダイエット停滞期とは

ダイエットを始めてから数週間もたつと、それまで順調に減り続けていた体重が、いきなり変動しなくなる時期があるのですが、これをダイエット停滞期といいます。体重計とにらめっこをしながら一口の水をためらう苦しいダイエットの日々は、ダイエットを経験された方は解ると思いますが、停滞期ダイエット中で最も難関な時期と言われています。焦りやストレスでイライラしやすいダイエット停滞期の最中に、もうダイエットなんて止めてやると暴飲暴食に走った覚えのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。ダイエット期間は誰でも摂取カロリーを抑えるために甘いものを我慢したり、面倒なカロリー計算をしたりするでしょうから、それが結果として現れないとしたら、ほんとに辛いことでしょう。何故、ダイエット停滞期は訪れてしまうのでしょうか。人間の身体は、突然摂り込まれる熱量が減少すると、そのとき蓄えられている体脂肪を燃やしてエネルギーにしようとします。体脂肪が減るこの時期はダイエットを始めたての楽しい頃です。そんな期間もダイエット開始から3週間くらいのもので、それからは身体がその状態に慣れていきます。それからは身体が飢餓状態になるのですが、これがダイエット停滞期なのです。身体が十分な栄養を摂り込めないことに生命の危機を察知して、エネルギーを消費しまいとするのです。結果的に、減らした段階のカロリーでやりくり出来てしまう様な身体になります。そのため、特に身体を動かさなくても消費されるカロリーである基礎代謝量が減少し、脂肪の燃焼が行われにくくなって、ダイエットの成果が現れなくなるのです。

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